環境・自然体験Ⅱ

『やっぱり先生にはかなわないな!』
山崎新さん(沖縄環境アセンブリー代表)
環境学習の講師として学校に行くとそう実感します。環境学習は生徒による主体的な実践が大切です。子どもが実践の中で学び、チャレンジしたことで自信を身につける。生徒のチャレンジした喜びは数字の成果としても現れます。でも、一日だけの講師には、生徒の実践に立ち会い続けることはできません。それができるのは先生なのです!
知識や手段をNPOが提示し、先生が実践の日常の支援を行えば、主体的な実践の学びはできる!そう、環境教育に必要なのは役割分担だったのです!

プログラムの一場面

オススメ情報

■プログラム一覧(下記をご覧ください)
▼プログラム名(団体名)
◎ 対象人数
♫ 時間
¥ 経費
★ 期待できる効果


▼学校エコアクションプログラム (沖縄地域環境アセンブリー)
学校で使用しているエネルギーを減らすため、学校のもったいないを探して解決方法を出していく作業を、生徒が作っていくことを応援するプログラムです。全体のプラン作りと、足りない部分のサポートを行っています。

◎ 15~80名(1~2クラス程度)
♫ 90~120分
¥ 1万円/時間
★ 生徒が主役、実践の場は学校を明確にする事で、継続して取り組むことが見込める。


▼食べ物世界地図づくり (沖縄地域環境アセンブリー)
日本の食糧自給率について考える企画です。スーパーのチラシを切抜き、産地ごとに世界地図に貼り付けていきます。そうすると、私たちの食卓が世界の食糧問題と密接につながっていることを実感できます。世界の貧困や命を食べるということを改めて伝え、食の大切さについて考える場をつくります。

◎ 10~80名(応相談)
♫ 90~120分
¥ 1万円/時間
★ 楽しく、身近に、わかりやすく食について考える事ができる。
    この授業を基礎として、給食や畑の学びに発展させることができる。


環境教育プログラム「買い物ゲーム」 (沖縄リサイクル運動市民の会)
 カレーの材料を買い揃えるゲームを通してゴミを減らすことを考える体験プログラム。子どもたちは商品の容器や包装などのゴミの量、質、処理費、環境への影響に気づいていきます。ゴミ問題から社会がみえるきっかけがつかめます。

◎ 20名以下
♫ 90分
¥ 30,000円

◎ 20~40名
♫ 90分
¥ 40,000円
  注:14日~1ヶ月前までに要調整
 ★ ・身近な自然環境とライフスタイルとの関係に気づく
     ・環境に配慮した行動を考え実践に結びつく
     ・地域の課題に取り組むきっかけをつくる。


4 ゴミ問題を考えるワークショップ (アースの会)
日常生活でできるごみ問題について伝える講座です。まずは、ごみの現状を知り、自分でできることを考え実践することにつなげます。プログラムの流れは、「環境に関する講話」「寸劇」「風呂敷を使ったマイバッグ作り」「ミニ地球作り(地球上での資源の循環とバランスを学べる道具作り)」となります。

◎ 1クラス
♫ 2校時分
¥ 20,000円(材料費は別途)
★ むずかしいことに取り組むのではなく、まずは自分で何かできることを
    見つける・・・そのためのきっかけ作りとなる。


▼エコクッキング (アースの会)
調理を通して、環境問題を考えます。スープまたはカレーを作る工程で、生ごみを出さない、省エネ、太陽光で調理するソーラークッカーを利用して実践します。

◎ 1クラス
♫ 2校時分
¥ 20,000円(材料費は別途) ・子どもが大人に伝えることができます。
★ ・調理を通して、ゴミ問題、地球温暖化、エネルギー、
  地産地消、水の問題など、いろいろな分野に発展することができる
 


▼地球温暖化のヒミツを探れ!(出前授業)
(NPO沖縄ホールアース研究所)

地球温暖化の真実とは?沖縄にも温暖化は起きているの?このままだとどうなっちゃうの?どんなことに頑張ればいいの?分かっていそうで分かっていない、そんな温暖化について、スライドや体験型ゲームを交えて楽しく分かりやすく一緒に学びます。

◎ 子どもから大人まで、1クラス(20人程度)から~
♫¥ 料金や時間は応相談 
    場所に応じて、100人を超える規模での実施も可能です。
★  ・地球温暖化について、楽しく分かりやすく学ぶことができる。
   ・具体的な行動の目標が明確になる。


▼ 自然をたのしく学べるプログラム ((特活)エコ・ビジョン沖縄)
プロジェクト・ワイルドやプロジェクトWET、プロジェクトラーニングツリー、ネイチャーゲームなどの環境教育プログラムを活用した授業をカリキュラムや要望にあわせて実施します。実施する場所は、学校(教室、校庭)、公園など。教科も総合に限らず、国語、社会、理科、図工、家庭科などに対応できます

◎10~40名
♫ ¥ 90分  10,000円
♫ ¥ 180分 20,000円 
      実施時間や内容は相談しながら決めます。交通費は別途
      年間の授業計画の相談にも対応可。各環境教育プログラムの
      指導者養成講座も実施しています。
★ ・野生動物、水資源、森などについて、体験をとおして楽しく学べる
   ・グループワークをとおして、論理的な思考や意見をまとめ、発表する訓練ができる


▼ 森の指令ゲーム ((特活)エコ・ビジョン沖縄)
末吉の森で見られる不思議なものを写真カードをたよりにグループで探すゲームです。グループのメンバー全員が見なければいけない、取ってはいけない、というルールで、決められたコースで制限時間内にできるだけたくさん見つけます。最後に、発見したこと、感じたことを参加者全員で分かち合います。

 ◎10~40名
♫¥  90分  10,000円 
♫¥ 180分 ★20,000円
   注:30日前までに要調整
      実施場所は基本的に末吉公園(那覇市立森の家みんみん)。
      年間の授業計画の相談にも対応可
★  ・「見つける」「気づく」などの自然を観察する力が身につく
     ・発見する面白さに気づく
     ・ルールに従ってグループで活動するため、協調性を身につけることができる


▼  ビオトープ観察会 (沖縄自然環境ファンクラブ)
末吉公園に市民参加で整備した水辺のビオトープ周辺を活用した観察会を実施します。観察会をしながら、ビオトープの意味、末吉公園のビオトープの意義、みじかな自然の課題をみんなで考えます。

◎10~40名
♫ ¥ 90分   10,000円
♫ ¥ 180分 20,000円
      実施場所は基本的に末吉公園だが、学校ビオトープのワークショップも
      開催可
★ ・ビオトープやその意義について学べる
  ・外来種と在来種の問題について学べる
  ・みじかな自然について考えるきっかけをつくれる


▼  端材でアート(アーチ作りに挑戦)
((特活)エコ・ビジョン沖縄)

5名~6名のグループに分かれて、木の枝や切れはしなどの「端材」を組み合わせたアーチ作りに挑戦します。接着剤は使用せず、素材の端材が押し合う力を利用します。

◎ 10~40名
♫ 90分(45分×2)
¥ 12,000円
    30日前までに!
★  ・協力することの大切さを学ぶことができる
     ・達成感が得られる
   ・自然観察などをプログラムの前後に取り入れ、自然のしくみ「つながり」を学ぶことができる
 


▼丸太切りジグソーパズル
(NPO沖縄ホールアース研究所)

ノコギリを使って丸太を自分の力で切り、輪切りになった木の両面に絵を描いて、世界に1つだけのオリジナルジグソーパズルを作ります。環境問題に関心を持ってもらう効果が期待できます。

◎ 子どもから大人まで
♫ 1人当たりの所要時間はおよそ20分~30分
¥ 人数・料金は応相談
★ ・樹の匂いや感触に触れることで、自然体験の楽しさや喜びを感じます。
  ・県産材の有効利用により、沖縄の森林が抱えている課題について
   考える契機にもなる。
 


 古着で裂き布織体験 (NPO沖縄ホールアース研究所)
要らなくなった古着を裂いて織り込み、オリジナルのコースターを作ります。リサイクル・リユースを実現できるばかりか、彩り豊かな雑貨を自分の創意工夫で作り出す喜びを感じられます。

◎子どもから大人まで
♫完成までの1人当たりの所要時間はおよそ30分
¥人数・料金は応相談
★ ・要らなくなった古着を捨てることなく、有効活用ができる。
  ・再利用における先人の知恵を知ることで、日頃のライフスタイルを見直す契機にもなる。
 


▼ 廃油DEキャンドル (NPO沖縄ホールアース研究所)
 使用済みのてんぷら油を利用して、カラフルなオリジナルのキャンドルを作ります。夏至や冬至にあわせて、家庭でキャンドルナイトを実践してみよう。

◎ 子どもから大人まで
♫ 完成までの1人当たりの所要時間はおよそ30分
¥ 人数・料金は応相談
★  ・使用済みてんぷら油をごみとして捨てることなく、有効活用ができる。
  ・油が水に与える負荷を考えることで日頃のライフスタイルを見直す契機にもなる。


▼ホタルの観察会 (ONEネットワーク)
 ホタルの生態や環境をプロジェクターで学習し、野外でのホタルの観察に入っていきます。昔作られていたテリハボクの実を使ったホタルの提灯作りなどの工作体験も交えることができます。

◎ 20~40名(1クラス)、
♫ 135分(3時限)
¥ 12,000円(材料費は別途)
  注:14日前までに調整。材料などについて打合せ必要。
       実施後、子どもたちにアンケートをとる。数週間後、担任(PTA)に
      子どもたちの遊びの様子についてアンケートをとる。
       学校の昼休みや地域で子どもたちが「むかし集団遊び」ができるよう提案、
       アドバイスする
★ ・仲間の作り方、相手を認め合う、自分を認め合う、褒めあう、
   励ますおもしろさの体験
  ・いじめをなくす(遊びを長く続けていくために「平等」が必要。
   負けても気にしない)
  ・遊びを通して男子と女子の違和感を変える
  ・目標(仲間の目標、自分の目標を創り出す)がはっきりする
  ・日本の遊び文化を身につけることができる
  ・自然の中での楽しさ、面白さを発見する。やがて
   学習にもつなげることができる
  ・子ども同士が「本音」を出し合う


▼野草を食べよう (ONEネットワーク)
その辺にある雑草が野草。パワーポイントで地域の野草、毒のある野草、農薬に対する注意事項などを学習し、その周りで採取します。採集した野草は、野草てんぷらや野草飯、ひらやーちー、野草天丼などを野外で料理します。身近にある自然とのかかわりができるプログラムです。

◎ 20~40名(1クラス)、
♫ 135分(3時限)
¥ 12,000円(材料費は別途)
  注:14日前までに調整。材料などについて打合せ必要。
       実施後、子どもたちにアンケートをとる。数週間後、担任(PTA)に
      子どもたちの遊びの様子についてアンケートをとる。
       学校の昼休みや地域で子どもたちが「むかし集団遊び」ができるよう提案、
       アドバイスする
★ ・仲間の作り方、相手を認め合う、自分を認め合う、褒めあう、
   励ますおもしろさの体験
  ・いじめをなくす(遊びを長く続けていくために「平等」が必要。
   負けても気にしない)
  ・遊びを通して男子と女子の違和感を変える
  ・目標(仲間の目標、自分の目標を創り出す)がはっきりする
  ・日本の遊び文化を身につけることができる
  ・自然の中での楽しさ、面白さを発見する。
   やがて学習にもつなげることができる
  ・子ども同士が「本音」を出し合う


▼アルミ缶ごはん (ONEネットワーク)
意外性シリーズ。どこにでも転がっている350mlの缶2個で一人分のご飯が炊けます。燃料は捨てる割り箸。リサイクルです。炊き込みご飯もできます。他にも焚き火でのおやつづくりなどもあります。

◎ 20~40名(1クラス)、
♫ 135分(3時限)
¥ 12,000円(材料費は別途)
  注:14日前までに調整。材料などについて打合せ必要。
       実施後、子どもたちにアンケートをとる。数週間後、担任(PTA)に
      子どもたちの遊びの様子についてアンケートをとる。
       学校の昼休みや地域で子どもたちが「むかし集団遊び」ができるよう提案、
       アドバイスする
★ ・仲間の作り方、相手を認め合う、自分を認め合う、
   褒めあう、励ますおもしろさの体験
  ・いじめをなくす(遊びを長く続けていくために「平等」が必要。
   負けても気にしない)
  ・遊びを通して男子と女子の違和感を変える
  ・目標(仲間の目標、自分の目標を創り出す)がはっきりする
  ・日本の遊び文化を身につけることができる
  ・自然の中での楽しさ、面白さを発見する。やがて学習にも
   つなげることができる
  ・子ども同士が「本音」を出し合う
 


▼清流トレッキングと滝つぼ遊び (沖縄がじゅまる自然学校)
大きなクワズイモだったり、巨大化したシダ植物を観察。途中では木の途中から植物が生えていたり、小さな生き物を見つけたりと発見がいっぱい。清流の中を歩いていけば、突如滝が現れます。遊び心いっぱいの体験プログラムです。

◎ 20~50名程度
♫ 3時間
¥ 3,000円/人(沖縄県内割引制度あり)
   人数や時間については相談可
★  ・自然への関心を高める
   ・人と自然の関係を意識する
     ・沖縄の自然について知る
    ・沖縄の生き物の世界を知る
 


▼ ヌチシヌジガマ探険 (沖縄がじゅまる自然学校)
鍾乳洞を作り上げた水の流れを遡りながら、真っ暗闇の世界を探検。コウモリやテナガエビなど、洞窟内に生息する生き物にも出会えるかもしれません。これは自分の懐中電灯だけが頼りの大冒険。入洞前は沖縄の昔ながらの里を散策します。

◎20~50名程度
♫2時間
¥2,400円/人(沖縄県内割引制度あり)
  人数や時間については相談可
★・沖縄の海以外の世界を知る 
   ・人と自然の関係を意識する
   ・沖縄の特異性について知る
   ・沖縄の自然について知る