ちょっと考えてみよう

そのボランティア活動、本当に自発的?
 大人が立てたボランティア計画、子どもにとっては「どうせやるんでしょー」。これでは、自発的な心は養えません。最初はあえて活動内容を決めず、いろいろな「地域の素材」に触れさせることから始めてみては。その中で、子どもたち自身が自分で気付き、興味や問題意識を持ったところに焦点を当て、自分たちに可能な活動を考えていく。それが本当のボランティア活動の作り方ではないでしょうか。学校でのボランティア活動は、活動を体験することだけでなく、自ら活動を作っていくことのできる人間を育てるのが、本当の目的だと思います。
 そして、何が飛び出すか分からない計画にアドバイスやサポートをするのが、様々な得意分野を持つNPOの役割。遠慮なく相談を!