• 『被災者主体の災害ボランティア・コーディネーションを考えるつどい』を開催します!!

    被災された方々に寄り添って、その生活課題に取り組み、復興につなげていくために、市民によるボランティア活動はとても大切です。そして、ボランティアの共感力と自主性を高め、その力が発揮されるには、サポートを担うボランティア・コーディネーターの役割が重要となります。
    支援したい人々の思いが、被災された方々のニーズとすれ違うことのないよう「被災者主体」を深く理解し、災害時のボランティア・コーディネーションに必要な視点やノウハウを確認します。

    ■日時:5月13日(金)13:30~16:30(13:00~受付)

    ■場所:沖縄県総合福祉センター 東棟5階 501教室
     
    ■対象:・社会福祉協議会、NPO/NGO等の被災者支援とボランティアコーディネー
          ションに関わる人
         ・組織的(行政・JC・企業を含)に被災者支援とボランティアコーディネーショ
          ンに関わる人
     
    ■講師:長谷部 治 氏 (日本ボランティアコーディネーター協会理事、
                                  災害ボランティア活動支援プロジェクト会議、神戸市社協)
     
    ■活動報告者:宮道喜一 氏(NPO法人まちなか研究所わくわく理事)
            稲垣暁 氏(沖縄大学地域研究所 特別研究員)
            仲村辰彦 氏(八重瀬町社福協 ソーシャルワーカー)
            西智子 氏(沖縄県ボラセン@沖縄県社協)
     
    ■参加費:1,000円 ※参加費は当日お支払い下さい。
     
    ■定 員:80名(先着順。定員に達し次第締め切ります)
     
    ■申 込:こちらからの『開催要項』から参加申込書をダウンロードして団体名、
                氏名、連絡先等を明記し、県ボラセンまでFAXまたはE-Mailでお申
                し込み下さい。
           ※参加費は当日お支払いください。なお、先着順で申込を受け付け
                   てますので、締切日を過ぎてのキャンセルについては参加費をご
                    負担いただきます。必ずご連絡下さい。
  • 平成22年度 市町村社協災害マニュアル作成研修会

    『平成22年度 市町村社協災害マニュアル作成研修会』の開催について

    沖縄県社協では、市町村社協による日頃からの地域福祉活動等が災害時の要援護者支援や被災地復興に迅速・的確に活かせるよう、市町村社協における災害対応マニュアル策定を推進・支援することを目的として下記のとおり開催いたします。

    □日 時:   第1回 平成22年8月31日(火)9:20~16:30(9時受付開始)

    □場 所:   沖縄県総合福祉センター 東棟4階403研修室

    □内容・申込み: 開催要項をご覧ください。

    □参加費:  2回研修まとめて一人 ¥4,000円

  • 【報告】災害ボランティアセンターマニュアル研修会

    去る3月15日、災害ボランティアセンター研修会を開催しました。
    その模様をご報告します。

     

    この研修会は発災時に被災者主体の支援活動をおこなえるよう「沖縄県社会福祉協議会 災害救援本部マニュアル」をもとに、市町村社協と県社協における共通 理解と連携を深めるために開催されました。

    本研修会の企画時に作成していた「災害ボランティアセンターマニュアル」は、アドバイザーであ り講師でもある桑原英文さんの助言や、当センター運営委員会での議論を受け、県社協全体の取り組みを扱う「災害救援本部マニュアル」に変更となったことか ら、研修会の内容が一部変更となりました。

    ■日時:平成22年3月15日 13:30~17:00(13:00受付)
    ■場所:沖 縄県総合福祉センター 東棟403研修室
    ■参加者:市町村社協事務局長、課長、ボランティア災害担当職員、沖縄県ボランティア・市民活動支援セン ター運営委員
    ■講師:JPCom 桑原 英文氏

    『続き...』をクリックしてご覧ください。

    【内容】
    ●DVD 上映、県社協マニュアルの解説
    まず、研修会への理解をスムーズにするため、災害ボランティアセンターに関するDVDを最初に視聴したのち、2部構 成となったマニュアルの解説です。

    マニュアル前半「社協が災害対策に取り組む理由について」「県社協災害救援本部の設置と解散までの流 れ」について、沖縄県社協 総務部の伊良皆より
    「大規模な災害に見舞われたとき、市町村社協を全面的に支援するのが県社協の役割です。まず、この マニュアルが“支援したい人の力を活かす仕組みづくり”という視点で作りました。」

     

    続いて、具体的な部分、県社協救援本部の班体制や設置~解散の流れ、先遣隊派遣など、重要なポイントについて説明。災害対策は社協が行うコミュニティワー クの延長線上にあるため、平常時の取り組みが重要となります。県社協が平常時から行う取り組み、そして活きたマニュアルであり続けるための“更新”も重要 です。

    次にマニュアルの後半部「災害救援ボランティアセンターについて」を地域福祉部の渡邊より説明です。
    災害時は誰もが要援護 者になる可能性がありますが、広く多様なニーズに対応し、被災者主体の支援を行うための拠点が、災害ボランティアセンターです。ボランタリーな市民の力を 幅広く活かすためには、平常時からの関わりを含めたボランティアセンターの役割が重要となります。まずは災害ボランティアセンターに求められる、これら基 本理念について解説。

    「災害時のボランティア活動おける『人、モノ、お金、情報』について、市町村社協ボランティアセンターの後方支援を するのが県社協災害ボランティアセンターです。このとき、機械的でシステマティックな支援となってしまわないよう、県社協災害ボランティアセンターは、以 下4つのポイントを踏まえて支援を行います(4つのC)。」
    Community(コミュニティ:被災地の地域性を大切にする)
    Collaboration(コ ラボレーション:協働体制を創り出す)
    Coordination(コーディネーション:被災者とボランティアをつなぐ)
    Co- operation(コーオペレーション:活動プログラムを創り出す)

     

    ▲講師の桑原さんより:ここまでの流れを振り返りながら、マニュアルを置くことの意味について。

    ●休憩をはさんでグループワークへ突入!

    ▲事務局の想像以上に多くの視点・意見が寄せられ、活発な議論に。

    マ ニュアル説明に引き続き、グループワークも[県社協災害救援本部][県災害ボラセン]の2部構成としました。
    参加者の皆さんへは事前にマニュアル をお送りするとともに、討議用の質問シートの記入という『宿題』を出していました。
    記入されたシートをもとに、マニュアルへの疑問や要望について 討議を進めます。

    ▲グループ討議を経て、多かった意見のTOP3を全体で共有

    前半部[県社協災害救援本部]については、連絡手段や情報収集、先遣隊につい ての質問が目立ちました。
    後半部[県災害ボラセン]については災害ボランティアセンターの立ち上げや資機材・お金の流れについての質問が多かった です。
    桑原さんより他府県の例を示しながら疑問への解説、回答をしてまとめて頂き再びDVD上映へ。

    ●最後は 桑原さん監修によ り最新の「災害ボランティアに関する」DVD(27分)
    被災地のボランティアセンターにてなかなか動けなかったスタッフの苦悩や、実際の現場に ついて、係わった人たちの想いが胸にせまる内容でした。

    被災地主体の支援を行うために、様々な支援者が、それぞれの立場を活かしながら 協働していくためには。ひとりひとりが想いを新たにし、お互いが災害対策の次のステップを踏み出すための、非常に有益な機会となったように思います。

    【参 加者の感想より】
    ・市・県社協と行政、各団体との協力がとても必要だなと思いました。やはり、「地域との連携」が根本ではないかと思います。市社 協はそういったところの強化をしていくことが大切だと思いました。
    ・体制づくりがとても重要だと思うので、形のつくれるマニュアルは(わたしたち 社協も)作った方がいいと思いました。
    ・マニュアルの作成を地元(地域に沿った)目線で作成する!
    ・県社協の方向性を知ることができて良 かった。今後自分たちがどのように取り組んでいけるのか考えていきたい。
    ・次は県との図上訓練もやってみたい!
    以上、報告でした!

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