環境・自然体験 Ⅰ

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鹿谷麻由さん(しかたに自然案内)
1環境教育は、まず地域の自然への理解から

 最近は小学生でも「温暖化」「CO2」といった言葉をよく知っています。でも、こうした大きな環境問題が自分たちの暮らしとどうつながるのか、自分たちには何ができるのか、分からないままでいたり、不安感だけを持たされることもあるようです。自然観察会や学習会を通して地域の自然に親しみ、そのしくみと自分たちとのつながりを理解することは、環境教育の第1歩。そこから、具体的に自分たちが地域でできることを考えたり、より大きな視点へと膨らませていくことができるでしょう。

 ■プログラムの一場面

環境教育の冊子を紹介

ちょっと考えてみよう

■プログラム一覧(以下をご覧ください)
▼プログラム名(団体名)
◎対象人数
 ♫時間
 ¥経費
★期待できる効果


▼海辺の自然観察 (しかたに自然案内)
島の周囲には砂浜、干潟、海草藻場、サンゴ礁など様々な環境があります。春〜夏の大潮の時期、潮がひく日中の時間帯を使い、地域の身近な海辺へ自然観察に行きましょう。学習の目的によって、観察場所や内容などはオリジナルに考えていきます。

◎10~40名(1クラス)
♫ ¥  90分 20,000円 (事前学習が必要。
    1クラス〜1学年、45分、10,000円)調整は30日前までに!
    注:潮の良い日時は限られるので早めの相談を。
    年間を通した継続的な環境学習の相談にも応じます。
★  ・自然にふれあう機会をもつ
   ・地域の海の自然への興味や理解を促す
   ・自然に対する科学的な見方を養う
   ・体験を通じて様々な教科の学習につなげることができる


▼干潟の生きものしらべ (佐敷干潟と遊び学ぶしあわせまねきの会)
干潟の中にも様々な環境があり、場所によって生き物の種類や数が変わります。どのように変化するか、砂を掘るなどして調べ、環境と生き物の関係について話し合ってみよう。

◎ 10~40名(1クラス)
♫ ¥90分(野外) 20,000円
  135〜180分(野外+室内) 30,000円
    注:時間・経費は応相談。室内部分は事前・事後学習で対応。
     調整:30日前までに!
★ ・干潟がどんな場所か、五感を使って体験できる
    ・環境や生き物への興味・関心を引き出す
    ・自然に対する科学的な見方を養う

 


▼干潟のごみしらべ (佐敷干潟と遊び学ぶしあわせまねきの会)
干潟のごみにはどのようなものがあるのか、ごみを種類別に拾って調べてみよう。そしてごみがどこから来たか、このまま干潟にあるとどうなるのか、ごみを減らすにはどうしたらいいのかを考えてみよう。

◎10~40名(1クラス)
♫ ¥ 90分(野外)★20,000円●135〜180分(野外+室内)★30,000円
       注:時間・経費は応相談。室内部分は事前・事後学習で対応。
     調整:30日前 までに!
★  ・海の環境問題への気づきを促す
     ・海と人の生活とのつながりを考える
     ・自分たちが環境に貢献できる活動を具体的に考える
 


▼ 美ら海づくりクリーン体験 (沖縄がじゅまる自然学校)
このままでは壊れてしまってもおかしくない自然環境のために私たちができることはたくさんあるはずです 。エメラルドグリーンの海、羽地内海でビーチクリーン体験だけでなく、前後では海遊びも行いましょう。潮が引いていれば、干潟や磯観察。潮が満ちていれば海のフォトフレーム作りを行います。

◎ 20名~50名程度
♫ 2時間
¥ 2,000円/人 (沖縄県内割引制度あり)
   人数や時間については相談可
★  ・自然への関心を高める
    ・人と自然の関係を意識する
    ・沖縄の自然環境について知る
    ・日頃から自然環境の関心を持つ


▼ ―発見・体験・出会い・地球人めざそうー「大人と子どもの自然学校」
((特活)マングローブEEクラブ)

●マングローブで観察会・生き物調査
 うるま市州崎の人工マングローブ林での自然体験
●持続可能な環境社会をめざす「環境学習」講座
 地球環境問題の基礎知識を学ぼう
●ネイチャークラフト
 貝殻や木の実など沖縄素材を生かして楽しみます

【体験活動】
◎ 20~30名
♫ ¥ 90分 10,000円 30~60人
    90分 20,000円(講師2人分含)

【「環境学習」講座】 【ネイチャークラフト】
◎ 20~30人
♫ ¥ 90分 10,000円(資料・材料代は別料金)
    学校・自治体の「環境学習」の相談に応じます
★ ・野外体験を通して、環境問題の今を考える
   ・大人と子どもが共通体験を通して、自然のノウハウを学び交流を深める。
   ・地球規模で広がる環境問題の基本知識を得る。
   ・持続可能な社会形成に自ら行動する方法を習得する